豪QLNに続いてブラジルのボトランチもニッケル生産停止に

2016/01/21


 ブラジルのニッケル・コバルト生産者であるVotorantim Metais(ボトランチメタルズ)は、現在のニッケル価格では操業を継続できる水準でないとして、2月1日より生産を停止することを発表した。

 同社は年間44,000トン(Ni純分ベース)のニッケル生産能力をもっており、1,400トンのコバルトも生産している。
 すでにボトランチは19日からNiquelandia鉱山での採掘作業を停止している。
 Niquelandia鉱山での選鉱作業と、Sao Miguel Paulista事業所での製錬事業は、5月1日より停止するとのこと。
ボトランチのニッケル生産量は世界のニッケル生産の2.2%に相当する。
 ニッケル価格の下落から昨年から減産、操業休止は続いているが、18日には豪州QLN(クィンーズランドニッケル)が破たん手続きを開始(*しかし生産は続けている模様)とニッケル業界には不況風が強く吹き付けている。

 QLNは2000トンのコバルト、ボトランチは1,400トンのコバルトを生産していたが、実際にQLN、ボトランチともコバルト生産を止めることになればコバルト相場にとってはプラスとなる。

(IRUNIVERSE)

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