国内ステンレス特殊鋼メーカー 304スクラップさらに5円高値調整

2016/01/20

 NSSCはじめ特殊鋼メーカー各社はステンレス304スクラップの買値を21日よりキロ5円下げる旨、納入関係筋にアナウンスした。メーカー炉前で304スクラップはキロ110円が確実に浸透するとみられる。
しかし来2月も続落見通しが濃厚であるため、まだ下げの途中ではある。

最大手輸出シッパーも基本的には買値を順次引き下げてはいるが、集荷難の折、地域的にばらつきはみられる。一部で115円の単価も続いている模様。

国内のステンレスメーカーも汎用材の多いメーカーほど減産体制を続けているが、韓国でも同じ。ポスコ社も採算難でニッケル系ステンレスは減産基調で、かつ関係会社からのフェロニッケル供給増でややステンレススクラップ需要量が落ちているとも聞く。

アジアの304系冷延薄板はトン当たり1650ドル前後の安値で推移中。
LMEニッケル相場は8300ドルから8700ドルのレンジを往来しているが、原油の一段安が見込まれている情勢下、ニッケル相場はまだ下げ含みと判断されよう。


クロム系スクラップは430系で20円前後で推移。国内でも時々出てくる200系スクラップはクロム系と同じか、それ以下の価格で売買されている模様。


(IRuniverse)

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