協同回収グループのYTC 小型家電リサイクル事業に参入

2015/06/12

 協同回収(本社:香川県三豊市 柴田正規代表)は金属スクラップから不用品回収、中古品買取、タイヤチップ製造、産廃まで幅広く手掛ける総合リサイクル企業として知られているが、ここに加えて2013年にグループ化したYTC(有)ヨシモト・トレーディングカンパニー=香川県高松市塩江町)にて小型家電リサイクル事業を開始する。常に前進、発展をモットーとする同社の全方面的な戦略と衰えしらぬモチベーションが事業拡大の源泉となっている。

 協同回収は今年で創業16年目と若い会社ではあるが、ここ5年で急成長している。

写真


 協同回収としてのヤードは香川県内に4工場、無人回収拠点は5、中古品買取のエコリッチが5店舗、古物市場オークション会場も運営し、一般市民の方が持ち込めるEcoとステーション(えーことステーション)が4拠点ある。先のYTCを含めると協同回収グループ全体では約80名の従業員を擁している。うち障がい者が全従業員の40%を超えており、香川県のなかではトップクラスの障がい者雇用率となっている。障がい者の方々は金属スクラップの選別からエコリッチなど店舗でも従事している。

 こうした協同回収の企業姿勢は行政にも認められるところとなり、今年3月「第4回四国でいちばん大切にしたい会社大賞の中小企業基盤整備機構四国本部長賞」を受賞。平成創業の会社が受賞することは初という。柴田代表はじめ社員全員が若いながらもひたむきに努力してきたことが今般の受賞につながった。

 協同回収は現在月間に2,400トン前後の金属スクラップ(うち鉄が1,200トン前後、他非鉄)、雑品系は800トンほどの扱い。非鉄スクラップのうちE-Waste系は月間60 トンを非鉄製錬所に納めており、香川県はもとより四国のなかでも指折りのE-WASTEリサイクラーでもある。

 協同回収のリサイクルビジネスはここ最近E-WASTE事業に集中してきたこともあって流通、技術的なノウハウも蓄積されてきたのだが、このE-WASTEリサイクルを2013年にグループ化したYTCで展開する計画である。

写真 写真
写真 shasinn

 YTCはもともと産廃処理業者(収集運搬+中間処理)で建設廃棄物関係をメインで扱っていた会社。香川県内では4社しかないという産廃処理業の優良事業者の認定を得ている。YTCでは産廃も一般廃棄物の中間処理も扱える許可をもっているため
「行政をサポートしながら、民間主導でのきめ細やかなリサイクルを展開していきたい」(協同回収の業務課課長大黒氏)という。

 すでにYTCには協同回収が小型家電の処理で使っているクロスフローシュレッダー(佐藤鉄工製)が設置されており小型家電の本格処理に向けて準備は整っている。

(IRUNIVERSE YUJI TANAMACHI)

↑ Top of Page