選別能力の高いナゲットマシンで国内外の新規ユーザー開拓 三立機械

2015/05/27

 銅ナゲットマシンを製造販売して半世紀の三立機械工業(千葉市稲毛区山王町)はその選別能力の高さを最大のセールスポイントとしている。今年もビッグサイトで開催されているNEW環境展にブースを設けているが、中根社長、会長もブースにてデモ機を動かし、訪問客に熱心に対応していた。

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 いかなるケーブルを投入しても純良な(銅分98%以上の)銅ナゲットを生産できるところが同社のナゲットマシンの強みである。パワーケーブルなどの太ケーブルは銅量も多く、被覆部分もポリエチレンでリサイクルしやすいのだが、今後の課題として「量的に発生が増えており、中国向け輸出に向けられやすいFケーブルや各種モバイル家電に使う細い充電用のケーブルなどもきっちり選別し、純良な銅ナゲットを安定的に作り出す技術に磨きをかけている」(中根社長)という。

 三立機械の湿式型ナゲットマシンはコンパクトながら湿式比重選別を採用し、銅と被覆部分を高精度に選別しているところに特徴がある。微細な銅分を残らず捕集し、被覆部分は100%に近い程度に銅に混入しないように選り分けられている。このタイプのマシンは先述した細線の処理に適している。

 ナゲットマシンの需要としては国内よりも海外のほうが増えており、最近もインドネシアのユーザーにナゲットマシンを販売したという三立機械工業。国内ではすでに確かな実績と信頼を得ている同社のナゲットマシンはアジア市場でも広がっていくことだろう。

(IRUNIVERSE YUJI TANAMACHI)

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